藍住町の家T  Aizumi-cho no ieT

所在地
用途
竣工年月
構造工法

敷地面積
延床面積
増築部


改修部




建物解説
設計
施工



板野郡藍住町
専用住宅(二世帯住宅)
2005.11
増築部:木造・在来工法
改修部:鉄骨造
496.18m2(150.09坪)
277.90m2(84.06坪) 車庫含まず
延面積 116.64m2(35.28坪)
 1階  67.45m2(20.40坪)
 2階  49.19m2(14.88坪)
延面積 161.26m2(48.78坪)
 1階  84.77m2(25.64坪)
 2階  76.49m2(23.14坪)


ブログ(藍住町の家T)
富田建築設計室
(有)新井建設


田園風景の中に建つ別棟タイプの二世帯住宅である。
既存の鉄骨2階建ての建物をリフォームして両親の住まいに、その南西に木造2階建ての建物を増築して若い世帯の住まいとしている。
お互いのプライバシーを尊重した別棟タイプの住まいなので、室内での行き来はないのだが、通り抜けのできるアプローチやちょっとした休息所にもなる8帖大のポーチは共用のスペースとして使用している。
このポーチやアプローチは、夏の日差しをさえぎる休息場であり、雨の日には子供の遊び場になったり屋外での作業場にもなり、また近所の人との井戸端会議の場としても活用できる。

付かず離れずの親子関係がこの家のテーマだったが、かつての日本の住まいが持っていた広い下屋空間を、二つの世帯の緩衝帯として再現することで解決した。
「不即不離の二世帯住宅」こんなネーミングがこの住まいにはふさわしいのかも知れない。
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東より見る.左側が増築棟
増築棟を南より見る 庭より増築棟を見る
既存改修棟の東側見上げ 西側外観.右が増築棟
二世帯共用の玄関ポーチで8帖の広さがある.青が若い世代で赤が両親の玄関ドア.
若い世帯の玄関.左はアプローチを兼ねた下屋空間 玄関へのアプローチを兼ねた深い軒下空間
若い世帯のリビング 若い世帯のLDK
若い世帯のキッチン 若い世帯の2階洗面室
若い世帯の2階プレイルーム.左はパソコンルーム 2階子供部屋
親世帯のLDK 親世帯のリビング
親世帯のダイニングキッチン 既存改修棟2階のピアノレッスンルーム
らせん階段塔を南より見る既存のらせん階段をリフォームしたホールらせん階段見下ろし
Photo.Seiji Koda 
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